SSブログ

見つからない答え [ブログ]

歯医者さんの仕事が終わり
張り詰めていたものがプツンッときれてしまったのか
風邪を引きました。
日曜からずっと熱が出たり、咳が出たり、鼻水だら~ん
次の仕事まで数日休みがあって、助かりました。
いやはや、結構身体は頑張っていたんだなぁ~と驚いています。
歯医者を辞めた後でも、いまいち感覚がなくて…
身体だけはホッとしているようです。

次のところのお仕事の勉強をしようと本を買ってみました。
次のお仕事の対象利用者の中には
癌の末期で、在宅ホスピスをされている方がいるそうです。
私の父さんがごく早期の癌だと知ったとき、私は激しく動揺しました。
ごくごく少ない確立の「再発」に脅えていました。
私がリアルに想像できる範囲のご家族の悲しみはそこまでで
最期を告知されている状態はどんなものなのか…
患者さんやそのご家族の心身にはどのようなことが起こるのか
人間は全く同じことはないでしょうが
その買って来た本には、「こんな感じなのです」という雰囲気で書かれています。
読めば読むほど、私には心痛むことばかりで…
またまた自信をなくしはじめています。
私のキャパでは無理ではないのだろうか…と。

そんなことを思っていた今日、母さんからメールが来ました。
母さんの兄、伯父が肺がんが五箇所に転移し、放射線と薬で生き延びている状態だと。
この前、従姉妹の結婚式で会ったとき、弱弱しく、とても辛そうにしていた伯父。
今ベットの上で何を思っているのでしょう…
目の当たりにしていないので、実感がわかず
ただただ、伯父の辛さが少しでも減ることを祈っています。


nice!(5)  コメント(5)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

nice! 5

コメント 5

jewel

ひとがひとりで何かしてあげられることって
小さいかもしれませんが、ゆきぞう丸さんの
気持ちはとっても大きくて暖かいと思います。
人生が終るかもしれないひとたちのそばに
ゆきぞう丸さんのような方がいてくれたら
本当に幸せな時間が過ごせると思いますよ♪
by jewel (2008-02-14 12:47) 

きす

うちも父を肺がんで亡くしました。
ゆきぞう丸ちゃんならなごみ系だから
大丈夫よ!きっと!
by きす (2008-02-14 14:18) 

りん

私も大好きな叔母を亡くして、この本を読みました。
ガン患者学
柳原和子著
http://www.amazon.co.jp/gp/aw/d.html/ref=ms_b_p_7_p1/250-9691374-8372229?ie=UTF8&uid=NULLGWDOCOMO&edi=ftaytHm7w4fvy2xZi3PA86qzqEX8uX7rXeO4eONCHh4%3D&a=4794964404
読みごたえがありました。
いかなる民間療法でも誰かにとって、治がる事になるのなら何でも薬だと思います。
by りん (2008-02-15 00:16) 

みいやん

緩和ケアの講習を受けたとき 死の受容までのプロセスを勉強したよ。
実際に自分が死ぬ立場に置き換えて考えられるの。
このとき大半のひとが泣いてたな。
わたしもすごーく苦しくなったのを覚えているなぁ。
by みいやん (2008-02-19 22:45) 

ゆきぞう丸

>jewelさん、笑顔でお話しすることしか今の私にはできなくて…
  でも、偽りの姿は多分患者さんに直ぐにわかってしまうから
  穏やかに微笑めたら、と思っています。
  優しいコメントありがとうございます。

>きすさん、励ましのコメントありがとうございます。

>りんちゃんさん、図書館で借りてきました。
  変な慣れを持たずに、何かちゃんと心をしっかりとして
  接していかれたら、と思っています。
  本、読んでみます!

>たろうさん、niceありがとうございます。

>みいやんさん、死の受容って本当に奥が深いし
  考えると、ずっと心が黙ってしまう感じです。
  その講習受けてみたいな…苦しいのかな?
by ゆきぞう丸 (2008-02-24 20:36) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。